ストレスは、現代社会においては誰しもが抱える問題のひとつです。
ストレスによって体調不良を引き起こし、日常生活に影響を及ぼすこともあります。
そのため、ストレスに対して適切な対処法を身につけることが大切です。
この記事では、心理学的なストレス対処法を3つ紹介します。
マインドフルネス
マインドフルネスとは、今この瞬間に集中することを意味します。
ストレスを感じると、過去のことや未来のことに思いを巡らせたり、不安な思いを抱えたりすることがあります。
しかし、そうした思考を切り離し、現在の状況に集中することでストレスを軽減することができます。
たとえば、1日の中で5分間、自分の呼吸に集中することを習慣化することで、マインドフルネスを身につけることができます。
ヨガをやっているとマインドフルネスの考え方を取り入れている講師の方が多いように感じます。
マインドフルネスの効果1【ストレス軽減】
マインドフルネス瞑想は、ストレスホルモンであるコルチゾールのレベルを低下させ、心拍数や血圧を下げることが示されています。
また、ストレスや不安を引き起こすマイナスの思考パターンに注意を向け、それらを改善することでストレスの軽減につながります。
今自分がどんなことで不安やストレスを感じているかを自分で把握することでストレスの軽減につなげる感じだよ。
マインドフルネスの効果2【集中力の向上】
マインドフルネスは、集中力を高める効果があります。
瞑想を習慣化することで、思考の乱れを減らし、集中力を向上させることができます。
また、マルチタスクによるストレスを軽減することができます。
現代人の疲れの原因ともいえる「マルチタスク」。意識的な「シングルタスク」を行うイメージだよ。
マインドフルネスの効果3【心身の健康】
マインドフルネスは、免疫システムを強化し、痛みの軽減につながることが示されています。
また、睡眠の質を向上させ、不眠症を軽減することができます。
さらに、うつ病や不安障害の症状の改善にも効果的です。
「病は気から」というけど、心と体は密接につながっているよ
アクティブレスト
アクティブレストは、積極的休養と呼ばれる疲労回復法です。
アクティブレストは疲れているときこそ有効!(江崎グリコ)
簡単で軽くて単調な運動をすることで、脳内のエンドルフィンが分泌され、ストレスホルモンのコルチゾールが減少するため、ストレス軽減に効果的です。
- ヨガやストレッチ
- ウォーキング
- プール・入浴
体の疲れだけでなく、脳の疲れにも効くので、気分転換を兼ねてウォーキングなんかもいいね
自己肯定感の向上
自己肯定感を向上させることで、ストレスに対する抵抗力を高めることができます。
たとえば、自分にできることにフォーカスすることで、自己肯定感を向上させることができます。
また、自分を否定的に評価する言葉を使わないようにすることも、自己肯定感を向上させるために有効です。
自己肯定感が低い人は、ストレスに弱いとされているんだよ
- できなかったことより「できたこと」に目を向ける
- 目標を細分化してたくさん達成する
- 自分に優しくする
完璧主義者で、自分に厳しい人ほど自己肯定感が低いことが多いようです。
ハードルを少し下げて、「できた」を積みかさね、それを自分で認めてあげることが大切です。
自己肯定感は、誰かがあげてくれるものではなく、自分で上げるものだよ
まとめ
心理学的なストレス対処法を3つ紹介しました。
- マインドフルネス
- アクティブレスト
- 自己肯定感の向上
ストレスを感じたときは、早め早めに自分に合った対処法を見つけ、適切に対処することが大切です。
健康がすべての基本!
自分自身に目を向けてあげる時間を毎日少しずつとりたいね